語りえぬものはかく語りき

柾葉進の徒然なる随想ブログ

2014-07

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[2014-07-17]  悪×討論×ループ  

もはや時間が繰り返す「ループもの」というジャンルの物語は出尽くしたのではないかという空気が漂っている昨今ですが、どうやらまだ開拓の余地が残されていたようです。

2013年発売のエロゲ、『ギャングスタ・リパブリカ』。「悪」×「討論」×「ループ」という通常全く結びつかないような3要素を掛け合わせて料理してしまった、いわば異色の名作でした。


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主人公・時守叶は、幼少時から一つの信仰を持ち続けていた。それはある日、ある男が彼に語った「悪が世界を変える」という言葉だった。彼は自ら「悪」になりたいという願いを抱き、それゆえに周囲の人間との間にいつしか心理的な隔絶が存在するようになっていた。

そんな時、彼の前に一人の少女が現れる。

「ガラクタが……あるのね?」

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[2014-07-02]  有終の美へ  

アニメ『ラブライブ!』が、堂々の最終回を迎えた。そして先日発売されたBD1巻の売り上げは、8万2千枚。なんと、あの『エヴァンゲリオン』を抜いて、TVアニメ史上最高の初動記録である。

しかし、そんな数字にだまされてはいけない。『ラブライブ!』はアイドルアニメであり、現実に各キャラの声優たちによるライブが開催されるのだが、そのチケット申込券がBDに付いてくるのである。まごうことなき“特典商法”である。例のAKBの握手券ほどではないが、(そもそも2次元のキャラと握手しようがない)、しかし純粋にアニメの出来を反映した数値ではないということは事実である。

だから、いくらアニメ史上の最高記録であろうと、その数字を根拠に「ラブライブは最高のアニメだ」などと言うのは愚の骨頂である。

しかしながら、ラブライブは近年のアニメ作品の中で、やはりひときわ輝くものを持っていた。それは、アニメの脚本である。この脚本がなければ、いくらキャラクターが魅力的だろうと、僕は絶対にBDを買わなかった。

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柾葉 進  (まさば すすむ)

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哲学、歴史、文学、評論等。アニメやエロゲ(美少女ゲーム)を切り口にして論じたものが多数あります。

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