語りえぬものはかく語りき

柾葉進の徒然なる随想ブログ

2014-11

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[2014-11-28]  潮あるいは汐  

アニメに何を求めるかは人によってそれぞれ異なると思います。

が、大まかには次の2通りの視点に分けることができるかもしれません。すなわち「絵はわりとどうでもいいけど、とにかく面白い話が見たい」という意見と、「話は平凡でいいから、綺麗な絵が動いているのを見たい」という意見です。もちろん、人によってどちらかはっきりと決まるというものでもないでしょう。僕自身、何となく前者の気分の日もあれば、後者のように思う日もあります。

しかし世の中には、両方の要望を一度に満たす作品というのも存在します。

要するに「話が面白くて、絵も美しい」というアニメです。絵の美しさにもいろいろありますが、特に物語舞台の背景の繊細さ・緻密さという点で捉えるならば、ちょうど昨年の今頃放映していた『凪のあすから』という作品を思い出します。近年の傑作としては一番の候補に挙がるかもしれません。

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[2014-11-10]  エロゲ史概論  

(1)エロゲを生んだ3つのルーツ

現在のエロゲには多種多様なジャンルの作品が存在しますが、その歴史を辿っていくと実はその根底に“3つのルーツ”があるのではないか、というのが僕の考えです。

一つは、文字通りの「エロゲーム」。30年以上前にPCというものが一般に普及し始めたとき、それに伴って様々なゲームが作られましたが Hなゲームというのも当然ながら需要があったと思われます。ご褒美画像のあるクイズゲームや脱衣麻雀など比較的単純なものに始まり、やがては、よりエロい状況を追究した特殊なシナリオの作品も次第に作られるようになっていきました。

二つめは、「恋愛シミュレーションゲーム」。これは美少女との恋愛の過程、あるいは恋愛成就に至るまでをゲームのテーマに据え、選択肢を選ぶことで結末が変化していくものです。有名なものとしては『ときめきメモリアル』などが挙げられます。本来この恋愛シミュレーションゲームにはアダルト的な要素は必須ではなく、純粋に恋愛を追体験するという目的があります。(少し前でも『ラブプラス』など、全年齢向けの恋愛ゲームはそれなりに人気を博しました。)

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柾葉 進  (まさば すすむ)

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哲学、歴史、文学、評論等。アニメやエロゲ(美少女ゲーム)を切り口にして論じたものが多数あります。

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